- TOP
年中行事

新年国祷会
日蓮大聖人が、『立正安国論』の中で「国は仏法によって繁栄し、仏法は人によって貴ばれるものです。
もし国が滅び、人がいなくなれば、一体誰が仏法を崇め信じるでしょうか。それをふまえ、まずは国土の安穏を祈り、その後に仏法の流布をはかるべきである」とおっしゃられております。
この祖訓にならい、国土、更には世の中の安穏を祈る法要の事を、日蓮宗では国祷会と言います。
新たな1年を迎えられたことに感謝すると共に、1年間を無事に過ごせる様に願い心をこめて法要を執り行います。皆様にとりましてより良い一年になりますようお経をあげさせていただきます。

大黒様
大黒尊天さまは「福徳の神」「五穀豊穣の神」「商売繁盛の神」として、日蓮宗では私たちをお守りして下さる法華経の守護神としいてお祀りされています。60日に一度の甲子(きのえね)の日に各家の大黒様を本堂へお連れし、黒豆他五穀・香を入れ煮詰めた真っ黒な煮汁を大黒様におかけし(沐浴の儀)日々の御守護を祈ります。
ヒノキ彫の色白な大黒様が黒光りする理由はこの沐浴を重ねるためです。
日蓮大聖人は福の神大黒様をご供養することで「所願円満成就し、現世安穏後生善処の楽を得るであろう」と教えておられます。
商売・農業のお仕事に従事されている方はもちろん、家内安全を願い大黒様をお迎えしたい方はどうぞご相談ください。

筆供養
住職が立ち上げた書道教室一心会では、穂先が割れたり毛が切れて使えなくなった筆を捨てず、年度末の筆供養でご供養するよう伝えています。
動物から頂戴した尊い命へ感謝すること、最後まで大切に扱うことを書を習うと同時に考えてほしいからです。
みなさんが持ってこられた筆は御宝前に安置しご供養し、参席した皆さんには技能上達を祈願いたします。ご参加くださった皆さんにはお経のあがった新しい筆と上達守りを授与します。

施餓鬼法要
当寺院のお施餓鬼は8月16日です。
お盆になると「地獄の釜の蓋があき、精霊たちは迎えの準備が整うのを今か今かと待っている」と言われます。生前、悪業を重ね地獄に墜ち釜茹でにされた仏もお盆には許されて我が家に帰ることができると言われます。ましてや懐かしい父母、祖父母(ご先祖様)もお帰りです。そのご先祖様を家族でもてなす行事がお盆です。
お盆が近づくと仏様(精霊)をもてなす棚(精霊棚)を作り、仏具を磨き、新鮮な野菜や果物を供えて早めに準備を整えましょう。
また、お施餓鬼供養は「災いを除き、祟りを消し、寿命を延ばし、福を招き、死者とともに福寿を増す」という仏教の教えです。
僧侶の読経に触れ、焼香してご先祖様のご供養をすると共に命のつながりを感じる機会にして下さい。

お会式
お会式とは、日蓮聖人がお亡くなりになられた日(ご入滅の忌日)に営む法要です。「報恩講」「恩命講」「御命講」ともいいます。
松尾芭蕉の句に「御命講や油のような酒五升」とあり、元禄の頃には江戸を代表するような盛大な行事になっていたことが伺い知れます。
もともとの「お会式」の意味は「法会の儀式」の略語であり、日蓮聖人の忌日に行う報恩会の事を指しています。日蓮聖人がお亡くなりになられた時、滞在されていた館の庭の桜が時ならぬ花を一斉に咲かせたと今に伝わっています。この時ならぬ花を咲かせた桜が「お会式桜」です。
当山のお会式は12月1日です。桜の花をお渡しするのはこの言い伝えの所以です。またこの日は日蓮聖人に綿帽子をおかけします。

星祭り
私たちは生まれてよりこの方、日曜星・月曜星・火曜星・水曜星・木曜星・金曜星・土曜星・羅喉星・計都星という九つの星(九曜星)が廻って、その年の吉凶に影響を与えられてきました。
星祭は、一年の中で一番夜が長く星の力が強い冬至の日に行われます。
来年の数え年を基にして吉凶表にて星回りを調べ「悪しき星回りの人は災難を逃れるように、又善き星回りの人は更に幸福を増益するように」自身の九星をお祭りして祈願しましょう。

除夜の鐘
人の心には、惑わせたり、悩ませたり、苦しみの根源となる煩悩が百八つあります。除夜の鐘はその煩悩をはらい、良い新年を迎えるために108回撞くとされています。皆さまが無事にお過ごしになられますよう祈念しております。
当山では鐘を撞いた方へオリジナルの「ご縁守り」を差し上げております。甘酒やぜんざいなどのふるまいもあります。
また、古いお札をお預かりします。本堂内のお焚き上げのお札入れの箱を用意しております。
書道教室一心会のメンバーやちぎり絵の会会員の手による「おいのり提灯」を展示しています。新年にむけての目標や思いを表現しています。
「おいのり提灯」は書道教室一心会と、ちぎり絵のメンバーが年末に制作して除夜からお正月までの間、お堂前に飾ります。

お写経会
「経典(法華経)を写書すればよく大願を成就す」
これは法華経にある写経の功徳をあらわした言葉です。写経は書の経験の有無や文字の上手下手は関係ありません。
お経を見ることには大きな功徳があり、声に出して読むとさらに大きな功徳があり、書き写すことで非常に大きな功徳があると言います。
どんな人にも本来清浄な心があり、自らの手でお経を書写することにより発菩提心を発見することが写経の最大の功徳です。初めての方には短いお経のご用意もあります。
写経の終わられた方は「納経の証」に割り印をし納経していただきます。
参加希望の方はご一報下さい。
開催日
毎月29日 10:00〜12:00
(都合で変更あり)
納経料
1,000円
準備頂くもの
小筆、納経の証のための御朱印帳
※いずれも販売可

寺ヨガ
ヨガ協会在籍、多数資格をお持ちの先生にご指導いただきます。
時期によりリラックスヨガ(午前)または、キャンドルナイト寺ヨガを開催しております。
腰や膝が痛い方も参加できる、やさしいヨガです。
開催日
毎月1日 webサイトまたはインスタグラムでお知らせ
参加費
1,300円

ちぎり絵
お寺でのサークルです。
ちぎり絵の先生にご指導いただきます。
開催日
毎月 第2日曜日 13:00~16:00
(都合で変更あり)

八の日御朱印
八のつく日に授与する限定御朱印です。じわじわきてます!
当山オリジナルの鬼子母神様のイラストの入った御朱印を授与しております。
鬼子母神様は法華経を信仰する方の守護神です。病気平癒・安産・子育てにもご利益があると言われています。
御首題は事前にお問い合わせください。
授与日
8日・18日・28日 10:00~14:00
(都合で変更あり)
